普段紅茶を飲まない私が、気になって手に取ってしまった岡山県産の紅茶。
可愛らしい缶に入ったこだわりの紅茶は今では岡山県の誇る特産品。
さて、こんな私が紅茶ファンになれるのか・・・
目次
新見市で作られる国産紅茶とは
紅茶といえば、インドやスリランカなどが主な産地で知られていますが、ここ日本でも栽培されている紅茶があるんです!
お茶の産地である、静岡県や九州が多いのですが、東北以南の各地で作られています。
ちなみに、緑茶も紅茶も同じ茶葉から作られるんですよ!
摘み取った茶葉を発酵させずに製品化したのが「緑茶」。
完全に発酵させたのが「紅茶」。
発酵度合いによって分類され、名を変えて流通しているんですね。
初めて知ったときはびっくりしました!
だから、お茶の産地(緑茶)が紅茶の産地になるんですね。
岡山県でも、高梁紅茶というものを土産物店でよく見かけます。
岡山県に来るまで、岡山で紅茶というものが連想できていませんでした。
(というより、そんなことを考えたこともなかった)
今回ご紹介するのは、新見市(岡山県の県北に位置)で作られる紅茶。
生産者さんによると、新見市の寒暖差のある気候などが、本場インドのダージリンに似ていることから、栽培を始めたとのこと。
紅茶専門店アーリーモーニングの商品
1998年に生産者さんが紅茶栽培のために新見市に移り住み、20年ほどが経過。
この新見市は、夏は暑く、冬は雪が降り積もる、年間を通して寒暖差の大きい土地。
これが、紅茶栽培に適しているとのこと。
この株式会社アーリーモーニングの紅茶は今では新見市が誇る産品。
新幹線の停車駅でもある岡山駅のお土産ショップでも見つけることができます。
アーリーモーニングの紅茶はNo.1〜No.7まであり、缶がとてもおしゃれで目をひきます。
No.1が春摘みの1番茶、No.2が夏摘み、No.3が秋摘み、と摘み取った季節の香り、味わいを楽しめる仕様になっています。
No.4以降はそれぞれ●●専用のような楽しみ方によって選べるようになっています。
◆商品一覧
No.1 First flush:1番茶・春摘み
No.2 Second flush:2番茶・夏摘み
No.3 Autumn flush:3番茶・秋摘み
No.4 Straight Blend:ストレートブレンド
No.5 MilkTea Blend:ミルクティーブレンド
No.6 flavoredTeaアールグレイ:アールグレイ
No.7 TeaBag:ティーバッグ
No.7 ア-ルグレイTeaBag:アールグレイ ティーバッグ
No.7 レモンティ-TeaBag:レモンティー ティーバッグ
No.7 チャイ Tea Bag:チャイ ティーバッグ
飲んでみた!
今回入手したのはこちら↓の4種。
・No.7 TeaBag(写真:左上):823円(3g×10pc)
・No.7 ア-ルグレイTeaBag(写真:右上):1,188円(3g×10pc)
・No.7 レモンティ-TeaBag(写真:左下):1,188円(3g×10pc)
・No.7 チャイ Tea Bag(写真:右下):1,188円(3g×10pc)
10種の紅茶缶があった(2022年4月時点)のですが、普段紅茶を飲まない私はどれを選んで良いのかわからず・・・
聞いてみると、No.7が入門としてよいとのことだったので、この4種をチョイスしました。
ちなみにこの缶入りの商品は在庫完売次第終売になり、今後は袋パッケージに変わっていくそうです。
缶って特別感があるので、なくなってしまうのは少しもったいない気もしますが・・・
商品に入っているのリーフレットの内側はこちら↓
紅茶初心者にも嬉しい淹れ方の手ほどき。
ティーバッグをカップに入れてお湯を注いでチョチョイっと、と安直に考えていましたが、ちゃんと↑の淹れ方に沿ってみました。
今回の4種ともティーバッグでしたが、ティーカップを使用して雰囲気出してみました。
出たかな?
No.7 TeaBag(写真:左上)
よくある、と言ったら誤解を招いてしまうかも知れませんが、紅茶というものを表現したシンプルな紅茶。
シンプルながら、どことなく上品で芳醇な香りを楽しめる商品。
No.7 ア-ルグレイTeaBag(写真:右上)
あー、これ知ってる、といった香り。
香料を使用していないからか、少し知っている香りよりは弱めだけど上品。
敢えて「香料を使用していない」と謳っているくらいだから、一般的な紅茶は香料を使用しているのか?といった疑問が残りました。
No.7 レモンティ-TeaBag(写真:左下)
レモンの香りが漂い、不思議な紅茶もあるもんだ、と思っていたら、ティーバッグの中には広島産のレモンが入っている。
レモンを追加しなくても完成された香りが作れるレモンティー。
No.7 チャイ Tea Bag(写真:右下)
スパイスをブレンドした紅茶で、ミルクで煮出す紅茶。
チャイだけ作り方が違うのか、↓が入っていました。
★チャイの入れ方
チャイを作ったことがないので、こちらの作り方を忠実に守り・・・
こんな感じで淹れてみました。
ノンシュガーで飲んでみたところ、ちょっと違うな、と思ったので、気持ち多めの砂糖を淹れて・・・
そう!これこれっ!って仕上がりです。
チャイは甘めのイメージでしたので、この「気持ち多めの砂糖」がベストマッチでした。
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆
希少性:☆☆☆
上述の通り、普段紅茶を飲まないため、評価なんておこがましいのですが・・・
どれも、特徴があり、とても上品な飲み口でした。
それぞれの香りがあり、気分によって選べるのも楽しいですよね。