真備町といえば、2018年の西日本豪雨で被災し地というイメージもまだ記憶に新しい・・・
今でこそ、その爪痕は見えなくなってきているが、当時の被害は想像を絶するものだったらしい。
※筆者は当時、岡山にいなかったので、ニュースと岡山に来てからの現地の人からの言葉を聞いたのみ
さて、そんな真備町でたまたま入店したお店が美味しかったのでご紹介。
うどん県の隣の県「岡山」のうどん事情
さて、過去に記事にしたこともあるが、岡山県はうどん県「香川県」の隣に位置し、うどん屋が多い。
香川県と岡山県は四国と中国地方で異なるように思えるが、どことなく繋がりが深いらしい。
岡山のテレビ局は岡山エリアと香川エリアがセットになっていたり、特に天気予報では両県をまとめて紹介してたりする。
※理由はいまだ定かになっていない(筆者には・・・という意味で)
もともとうどんが好きだったこともあり、岡山県に入ってからはいくつかのうどん屋で食事をしてきた。
チェーン展開しているうどん屋もポテンシャルが高いが、個人店もそこそこ優秀。
※多くはないですが、気になった方は過去の記事を参照してみてください
ということで、岡山県のうどんは讃岐系のコシの強いうどんが多い。
出汁は店によって違い、カツオ節が多いように感じるが、昆布やもちろんいりこもある。
讃岐のコシの強いのをすこーし柔らかくしたお店も多いが、それでもそこそこコシはあるので、岡山県民としての基準が少し硬めなんだと思う。
また、セルフのお店が多いのもの特徴的。
うどんを頼んで、天ぷらやおにぎりをチョイス、レジまで行ってお会計。
あとはセルフのネギと揚げ玉を乗せれば完成。そんなスタイル。
真備町で出会った美味しいうどん屋「讃岐うどん かわはら」
冒頭でお知らせしたように、今回ご紹介するのは「讃岐うどん かわはら」さん。
真備町に位置し、総社市に入る直前に位置する場所。
278号線で総社に向かう途中、まび記念病院を超えて二股に別れた左の道のすぐ脇。
建物が少しだけ278号線から奥まったところにありますが、気にしていれば見落とさずにたどり着けます。
それがここ!
温かみのある建屋で奥には駐車場があります。
入り口入ると著名人の色紙などが並んでおり、讃岐うどん名物のおでんが迎えてくれます。
こちらは1本110円でセルフサービスになっています。
が、今回は初めての来店ということもあり、うどんに集中。
お品書きはこちら↓
裏にはドリンクとサイドメニュー。
実食!
さて、オーダーはお決まりの「かけうどん」。
讃岐うどんを食べるならまずは「かけ」と自分で決めています。
と、奥様はざるうどん、と天ぷら盛り合わせ、とお願いしたところ、天ざるうどんを勧めていただいたのでそちらに。
かけうどん 520円
讃岐うどんを食べるのであれば温かいうどんで、出汁を堪能。
いつからかこのスタイルになっているので、出汁は重要です。
届いたかけうどんがこちら。
トッピングはかまぼこ、天かす、ネギ、そして海苔。まぁ、一般的にはシンプルですが、
個人的にはシンプルのジャンルではないと感じるビジュアル。
出汁はカツオ節。
しっかりと出汁感が出ていて好きな味。
海苔はないほうがうれしかったかな。海苔の香りが出汁に移ってしまうので。それが好きな方がいるのもわかりますが・・・
天ざるうどん 1,020円
次はおすすめ頂いた天ざるうどん。
シンプル!
しっかりとしたコシと長いうどん。食べごたえは抜群。
よく噛みうどんのコシを堪能します。
天ぷらも、エビ、しいたけ、さつまいも、ししとう、とありいくつかの味を楽しめました。
が、残念だったのが、しいたけが若干嫌な匂いがしていたこと。。
その他の天ぷらは問題なかったので、しいたけが問題だったのかな、と。
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆☆
価格 :☆☆☆☆
希少性:☆☆☆
うどんの味は文句なし。
たまたま入ったお店でここまで美味しいうどんに出会えるとは・・・と感動すら覚えた。
総社のよこた手打ちうどんも捨てがたいが、こちらも良い。
うどん自体を楽しむのであれば少し足を伸ばしても損はない。
また、2018年の災害からまだ数年という、傷跡癒えぬ時期ということもあり、ぜひ多くの方に行っていただきたいです。
お近くに行った際にはぜひ立ち寄ってみてください。