夏の定番(王道)フルーツのメロン。
概ねが高級品に位置する夏の楽しみ。
そのメロンの生育時に出てくる小さなお宝がありました。
メロンの生育
一般的に、4月から5月に種まきを行い、1ヶ月程度で定植できるほどに育ちます。
そこから2〜3ヶ月後に収穫するメロンが、スーパーなどで販売されるサイズのものになります。
メロンは肥沃な土であれば20玉ほどは実をつけます(品種による)。
しかしながら、全部を大切に育てても、すべてがスーパーに出荷できるレベルには達しません。
そこで、1株に対して、2〜4個ほどになるように、適宜実を取り除く必要があります。これが「摘果」と呼ばれるものです。
一般的には摘果された果実は廃棄されてしまいますが、摘果されたメロンは良い味わいを醸し出します。
産地では直売所などで販売されてますので、初夏の時期、探してみてください。
↑長い部分で10cm程度でした
旬の時期
5月から7月ころ ※摘果メロンです
メロンが育てられている期間、取り除かれたもの、という位置づけです
産地
主な生産地は、茨城、熊本、北海道ですが、全国で栽培されています。
ただし、前述の通り摘果メロンを手に入れるには直売所、または産直サイトなどが主になります。
価格
50円〜100円程度 ※1個
摘果された状態、サイズによって異なりますが、10cm程度の摘果メロンの目安です。
今回、掲載している摘果メロンは比較的良い型だと思います。
実食
そのままでも食べられますが、漬物にするのがおすすめです。
皮を向いて、種を除き、薄くスライスした摘果メロンに塩をふりかけ軽くモミモミ、少し時間をおけば完成。
絞らなくても良いように塩は気持ち少なめがおすすめです。
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆☆
希少性:☆☆☆☆
夏の到来前に先取りできる夏の香り。
摘果品という特殊なものにつき手に入れるのは難しいですし、高価なものではないので取り寄せるのはちょっと・・・と思ってしまうかもしれません。
だからこそ、直売所で出会ったときはテンションアゲアゲです。
タイミングを逃すことなくゲットしてみてください。