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吹屋の紅だるま

結構おいしい柚子胡椒見つけました!

 

吹屋ふるさと村

岡山県高梁市の吹屋ふるさと村。
ベンガラ色で統一された見事な街並みがここにはあります。

ベンガラとは・・・

弁柄(べんがら)あるいは酸化鉄赤(英語: Red Iron Oxide )は、赤色顔料・研磨剤のひとつ。酸化第二鉄(赤色酸化鉄、酸化鉄)を主要発色成分とする。

~ウィキペディアより

赤い鉱石で塗料などに利用されている物質ってことですね。

吹屋地区は、このベンガラで赤く塗られた建物が多く残されており、その街並みを散策するのも観光の目玉となっています。
※赤といっても昔の赤なので、現代イメージする赤とは違い(朱色といったほうがイメージつくかもしれません)、奥ゆかしさがあります。

吹屋の紅だるま

吹屋で作られている特産品に「吹屋の紅だるま」というものがあります。
岡山県産の唐辛子と柚子を使用した赤い柚子胡椒です。

作っているのは「佐藤紅商店」さん。
地域おこし協力隊の一員だった佐藤さんが、当時現地で出会った赤い柚子胡椒に感銘を受けて作ったことで世に広まったらしいです。
佐藤紅商店さんの「制作日記」があったので、よろしければ見てみてください。

さて、かわいらしいパッケージで購買意欲をそそります。

柚子胡椒といえば青柚子を使用するものが多いため、真っ赤な柚子胡椒を見るのは初めてでした。
(パッケージにもあるように柚子は黄柚子を使用しているんですかね)

吹屋の街並みの赤と、唐辛子の赤をうまく融合してよい商品になっています。

蓋を開けると・・・

大吉!

良いことが起こりそうな予感。

 

はじける辛みとさわやかな香り

 

色合いから味の想像ができなく、頭の中は一般的な緑の「柚子胡椒」を想像。
口に入れてみると、柚子の確かな香りとともに、想像以上の辛みが一気に口の中で暴れます。

辛いものが苦手な人はちょっときついかもしれませんが、これはうまーい!
パッケージ勝負しているようなアイテムは、味はイマイチってものが多い中、これは面白い。

パッケージデザインと産地、そして内容がすべてリンクしている。
侮っていました。。。
よく考えられ良い商品。早速ファンになりました!

小さい箱の中にこんな紙が入っていました。

購入者への心遣い、そして、パッケージを邪魔しない印象。

生産者さんのセンスを感じます。

 

料理アレンジ

ってほどのものではないですが、塩焼きそばに添えてみました。


さわやかな柚子の香りが、良い具合です。

中に入っていた紙には書いていなかったですが、よく合いますよ、「塩」焼きそば。

このさわやかさであれば、魚料理にマッチすること間違いなし。
今度刺身に合わせてみます!

 

 



 

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