そのビジュアルに驚きを隠せない。
岡山の郷土料理「えびめし」
えびめしとは、ご飯に海老などの具を入れて油炒めしソース風味に仕上げた料理で、チャーハンの一種である。岡山県近辺で食されており、特に岡山市(中心市街地)の郷土料理として有名である。
〜ウィキペディアより〜
チャーハンなんだ!と見知らぬ料理にも安心感を得たところで、いざお店へ。
今回お邪魔したお店は、以前より車で通り気になっていたお店「えびめしや(万成店)」。
1966年創業の株式会社いんでいらさんが運営しているらしい。
そして、なんとこのソウルフードの生みの親(会社)らしく、店選びには間違いはなかった!
さて、時は13時前、店内にはまばらにお客さんが・・・
一人で食事することに不慣れな私は、さっとメニューに目を通し、チキン南蛮が乗ったワンプレートを選択。
本日のスープ(この日はコーンポタージュ)がついているから嬉しい。
が、この時点で無駄に緊張するから、一人の食事は好きではない・・・
ルーツなどをあまり調べず、突撃するのは悪い癖。
でも、前情報をあまり入れずに経験してみたいと思うのは私だけだろうか。。
店内はきれいな洋食屋さんの雰囲気。オシャレなオムライスが食べたくなってくる。
キッチンからは中華料理屋かっ!ってくらいの鍋と金属がぶつかる音。
これはこれで、落ち着く。
料理到着!
しばらく待っていると、こちらに向かってくる店員さんの影を視界に捉える。
来たーーー!真っ黒チャーハン。
ソースの香りをまとい、ツヤッツヤのチャーハン(?)が目の前にやってきた。
中にはエビと玉ねぎ、そして上に錦糸卵。シンプルで良い。
横にはポテトサラダとサラダ、そしてチキン南蛮。タルタル(というよりもマヨネーズ感が強い)がたくさん乗っていて、このプレートに食欲を掻き立てる「脂」がどれほど乗っているのか・・・
いざ、実食。
香りは強いが想像していたよりもソース感が強くなく、こってり感は問題なし。むしろ横のタルタルと一緒にえびめしをかきこみたくなるくらい。
エビのぷりっと感と玉ねぎのしゃきっと感が、良いアクセントになる。
おわりに・・・
ワンプレート食べてみて、ほどほどに満腹。ランチとしては満足。
ひとつ気になる点といえば価格。これで、1,100円。
ランチとしてはそれなりの価格。
東京でもランチにこの金額を気持ちよく払うサラリーマンは少ない。
観光客向けか?でも、立地は観光向けではない。
とすると、日常的に食べる料理としては考えられず、次に食す機会があるか否か。
味や話題性などは良いが、ターゲットはどこなんだろうか。。。