イワシのお腹に明太子!
明太子をイワシのお腹に入れるという暴挙!イワシの子はたらこじゃねぇ!なんてことはお構いなし。
すごく良いおつまみが出来上がっています!
中島商店
福岡県の中島商店さんの商品「いわし明太子」は1985年に世に出た同社考案の商品。
似たような商品は、見たことあるような無いような・・・
中島商店さんは北海道産のたらこを使用した商品展開をしている福岡県の企業。
創業以来、北海道産のたらこにこだわり、明太子を作り続けている同社。
こだわりぬいた商品ラインナップで競合他社と競い続けています。
たらことは
そもそもたらこって、福岡県が有名だけど福岡でたらこの原料(スケソウダラ、他)は水揚げされないってご存知でしょうか?
国内流通のたらこは、国産であれば概ね北海道産、外国産であればアメリカやロシアが産地であることが多いようです。
福岡で明太子が根付いた背景は、韓国から持ち込まれたスケソウダラの卵を使った料理をアレンジしたのが始まりと言われています。
その料理を作るために、国内では北海道からたらこを仕入れて加工していた、ということですね。
明太子を作る文化が根付き、自然と消費されるようになった(のかな?)ため、福岡県が明太子の一大産地であることは紛れもない事実ですね。
ちなみに、明太子って辛いものをイメージする方が多いと思いますが、実は「たらこ=明太子である」ということに驚く方も多いのではないでしょうか。
福岡県では当たり前に使い分けられているようですが、特に関東の人はこのあたりの区別を特にしていなく、辛いたらこは「辛子明太子」であると思っている人が大半かと思います。私もその一人でした。
明太子とは、韓国語でスケソウダラを「ミョンテ(明太)」と呼び、その「子(卵)」のこと呼ぶようになった説が有力らしいです。
つまり、ここには辛みが加わっていないのです!
ここまで書いていても「明太子」が辛そうなイメージを持っているのは、刷り込まれた記憶とでも言いましょうか。
そう簡単に、これまでの理解を変えることは難しいんです!
いわし明太子
さて、中島商店さんが世に送り出した「いわし明太子」を手に入れたのでご紹介。
冷凍で流通しており、食べたいときに解凍⇒焼くことで簡単なおつまみが出来上がります。
432円(1本)
冷蔵庫でゆっくりと解凍し、オーブンで焼き上げます。
(今回はちょうど庭でBBQしていたので、炭で焼き上げました)
冷蔵庫で解凍したのち、アルミホイルに包み、遠火でじっくり中まで火を通します。
ちょうどよい頃合いを見計らって、アルミホイルを外し、表面をこんがり焼き上げれば完成!
※魚焼きグリルなど近代文明を使った方が手ごろです。。
一歩間違えれば焦げる、ぼろぼろになる、そんなところでした。。
実食!
さて、どのような調理工程を経たかも大事ですが、しっかりと味のついている商品。
特に炭の香りなどは無くても存分に楽しめます。
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆☆
希少性:☆☆☆
薄味派の我が家では少々濃い味と認識しましたが、そもそも酒のアテのような位置づけ(勝手ながら)なので、ちょうどよい感じ。
少しずつ複数人でシェアできると良いかと思います。
イワシ1尾にたらこがこんなに入っていれば納得の価格。
が、スーパーで類似品が安く売っているのを見ると・・・
まぁ、中島商店さん発祥のこだわりを詰め込んだ逸品なので良しとしましょう。
「●●発祥」となると急に興味がそそられるのは日本人の性!?