スペインではビールと一緒におつまみ的に食される「パドロン」。
日本ではまだまだ認知度は低いと言わざるを得ないが、少しずつその人気を上げてきている野菜。
食べチョクで見つけたので、ご紹介。
目次
スペインではメジャーな野菜「パドロン」とは
旬の時期
旬の時期はあまり明確になっていないようですが、6月〜10月頃までが収穫期とのこと。
ハウス栽培の導入により1年のうち10ヶ月ほど収穫ができるようになっている模様。
産地
スペインのガリシア地方が原産。
国内では、唯一栽培しているのが岩手県の遠野市(岩手県のちょうど真ん中あたり)。
2022年7月4日訂正
国内では岩手県の遠野市(岩手県のちょうど真ん中あたり)での栽培が有名。
国内のホップ(ビールの主原料ですね)生産量No1を誇る地です。
岡山県でも栽培しているのを発見しました。もしかしたら各地で栽培が始まっているのかもしれません。
価格
スーパーではほぼ見かけません。というか今まで見たことがありません。
今回食べチョクで見つけたのがこちら↓
【同梱で送料お得!】お試し★スマイルセット①遠野パドロン500g(500g×1袋)+②ホップシロップ185g×1本
◆内容物
パドロン:500g
ホップシロップ(185g):1本
※送料別
お得なセットを購入したためパドロン自体の価格をここから出せませんでしたが、パドロン1つあたりおおよそ25円ほど。
※パドロン1kgが2,538円(税別)で販売されていたので、1個あたり10gとして計算
↑サイズにはばらつきがありますが、7g〜12gくらいでしたので、ざっくりと1つあたり10gということですね
岩手県からはるばる到着した待望のパドロン
インターネット経由での購入は、数多ある商品の中から「これだっ!」という商品を見つけて購入する楽しみ。
そして商品が到着するまでの期待と不安。
(現物を見るまでは安心できません・・・)
さて、5月上旬、ゴールデンウィーク真っ只中。
暖かくなってきたこの時期。そろそろパドロンの出荷が始まるかな、と思い、検索をかけたところ販売されていたので購入。
パドロンの生産者さんが、「ホップシロップ」を合わせ販売していたので、そっちにも興味惹かれ購入。
パドロンの産地「遠野市」は、前述の通りホップの生産量日本一、だから。
生産者産情報 : BEER EXPERIENCE株式会社
2011年からパドロンを作り始め、2018年に法人化。
ホップとパドロンを中心に生産している事業者さんです。
到着したものはこちら↓
箱を開けると・・・
いつものように生産者さんからのメッセージ!食べチョクではもはや当たり前に。
食べチョクはこういった気遣いがあるので嬉しくなります。
食べチョクだからか、これまで購入した生産者さんの気遣いがもともと良かったのか、そこはまだわかりませんが、それでも手間ひまかけて作ったメッセージと丁寧な梱包からは、生産者さんの想いが伝わってきます。
ホップシロップは丁寧にプチプチにくるまれていてました。
↑パドロン500gとホップシロップ。
500gはおおよそ50本(数え忘れましたが・・・)。
実食
さて、ネット情報では、旬の時期はほんのりとした甘みがあり癖になる味わいとのことですが、中にはとても辛いものもあるようで・・・
10個に1個くらいは辛いものが含まれる、そんなロシアンルーレットみたいなものに、若干の期待を込めて・・・
(辛いものは結構好きです。辛すぎはNG)
油との相性が良いらしく、揚げるのが一般的な食べ方らしいです。
が、まずは「生」で、そのままの味を確認。
・・・
小さいピーマン?肉厚なししとう?、そんな感じです。
辛くはなく、かすかな苦味とみずみずしさ、そして甘さ。
生でも十分食べられる、むしろ美味しいと感じるくらい。
パドロンの素揚げ
★材料
パドロン:適量
塩:少々
のみ。
※揚げ物用に油は必要です
★レシピ
パドロンを水洗いして、5箇所くらい爪楊枝で穴を開けておきます。
ししとうなどと同様、油に入れた際の爆発を防ぎます。
180℃くらいに温めた油に投入し、30秒ほど。
↑ツヤツヤの表面が・・・
しなしなになってきたのがわかります。
だいたいこれくらいが目安です。
※油跳ねに注意!
とは言え、生でも美味しく食べられるので、もっと短くても良いかも知れません。
塩をふって完成。
これだけ。
ビールのお供に、とのことなので、枝豆の代わりにパクパクと食べ続けるのに良いかも知れません。
個人的には、この揚げたものと生のもの(味噌をつけて)を食べ比べながらビールを飲むのが好きです!
パドロンフリット
パドロンと言ったら、フリット!
と言えるほどネットには情報が落ちていますね。
★材料
パドロン:16個 ※大きさやつける衣の量によって前後します
A 薄力粉:40g
A 片栗粉:10g
A 粉チーズ:5g
炭酸水:60cc
塩、胡椒:少々
★レシピ
Aの3つの材料をボウルに入れておきます。
↑薄力粉
↑片栗粉
↑粉チーズ
そこへ、炭酸水60ccを3〜4回に分けて少しずつ入れて混ぜていきます。
※この時にホイッパーを使ったり、勢いよく混ぜたりしせず、スプーンなどでゆっくり混ぜ合わせてください
↑炭酸の気泡が全体に残っていると良いです
塩と胡椒をふって軽く混ぜて衣の完成。
↑水洗いして数か所穴を開けたパドロンに、こんな風に衣をつけて
↑170℃の油に入れます
途中で何度かひっくり返してください。
※油跳ねに注意!
↑衣が色づいたら完成。だいたい30秒〜60秒くらいです。
完成!
番外編「ホップシロップ」
今回、パドロンと一緒に購入した「ホップシロップ」。
ホップと言えば、ビールの主原料で苦味と香りをつけてくれます。
それをシロップにしたもの。シロップなので糖分でとろりとしています。
※蓋は王冠になっていますが、開封後の蓋↓も入っているのでご安心を。
私はこれを見つけるのが遅れたため、若干焦りました(笑)
飲み方は、だいたい10倍に稀釈、とのことなので炭酸で。
シロップというだけあって、しっかり甘いです。
10倍にしてしまうと香りが薄れすぎてしまうので、少し濃いめのほうが良いかも知れません。
甘みの中にほのかな香りがあり、ビールのような苦味はあまり感じませんでした。
ビールの代替品のようなイメージをしていたのですが、全く違うもので、あくまでも「シロップ」でした。
せっかくなので、パドロンと合わせて遠野セットでいただきます!
購入先は「食べチョク」
全国の生産者さんから直接購入できる仕組みで、登録者数も順調に伸ばしている様子。
〜興味がある方はこちら↓から御覧ください〜
国内No.1産直ECサイト【食べチョク】で農家漁師のこだわり食材を注文する
全国のこだわりの生産者さんから直接食材が届く仕組みなので、とても貴重なものが手に入ります。
少しずつ紹介していきますので、乞うご期待!
それぞれ送料がかかってしまいますが、モノを流通させるってコストがかかるんです。
手ごろに購入できる近場のスーパーさんとは違い、こだわりの商品の購入に適していると思います。
購入した商品はこちら↓
【同梱で送料お得!】お試し★スマイルセット①遠野パドロン500g(500g×1袋)+②ホップシロップ185g×1本
人気商品らしいので、機会を逃さないようにご注意ください。
2022年7月9日追記
岡山で見つけたパドロンがこちら↓
100円!!!
これは安い!
というか、お取り寄せしたものが高いのか?
流通量が多くないので、あまり検証にはなりませんが、どちらが本来の価格なんだろ、と考えますよね。。
そして、先日と同じようにフリットに。
美味しくいただきました!
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆☆
希少性:☆☆☆☆☆
スーパーなどで流通していないことから希少性は大!
熟した赤いパドロンや、辛味のあるパドロンなど、もっと楽しみたいと思いました。
(今回届いたものの中には辛いものは1つもなかったので)←これは残念。。