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山菜の王者「自然薯」

12月某日、岡山県の県北のJA直売所で見つけた宝物!
何気なく入ったJA直売所(といっても、よくチェックに行っているが)で見つけた時はテンションMAX!

使い道も考えず、レジへ向かっていました。

自然薯とは

都会に住んでいたころは、「自然薯」を目にすることはほぼなく、テレビなどでなんとなく目にしていた程度。
山芋でしょ、なんて思っていたくらい。

が、よく目にする長芋と思っていたら大違い。
すった時の粘り気は尋常じゃないほど、かつ、栄養価が非常に高く滋養強壮の食材として古来より重宝されてきたそう。

こちらのページにわかりやすい表がありましたよ → 自然薯家

その大きさは

今回手にしたのは、1mくらいのもの。
(太くて大きいのが欲しかったけど、お財布事情もありますので・・・)

↑身長約100cm

売っている姿もよいですね。
というのも、野菜をそのまま袋に入れただけでなく、折れないように半分に割った竹のお皿に乗っていました。
自然薯は長ければ長いほどよく、折れると途端に価値が下がってしまうのです。。

自然のものは土の奥深くへどんどん伸びていき、スコップなどで掘ろうものなら、すぐに折れてしまいます。
なので、ある程度土を掘ったら、手探りでその姿をあらわにしていきます。
※まぁ、見つけるのも一苦労ではありますが

ちなみに、出回っている自然薯の大半は栽培物で、パイプのようなものの中をまっすぐ伸びていくように育てていきます。
なので、まっすぐに育ち、掘り出すのも容易になったとのことです。

507g(竹の重さは抜いています)
1,100円/本
※高級品です!

直売所で販売されていたので、天然?栽培?かは定かではないですが、栽培ものでしょう、きっと。

とろろにしよう!

自然薯は上述の通り、粘り気は他の山芋を圧倒するほど。
家庭用のミキサーですりおろそうものなら、モーターが壊れてしまうかもしれないので要注意です。

より繊維を細かくすりおろしていきたいので、我が家ではすり鉢を使います。

手順

自然薯には細かい根(ひげ)が多くあります。
まずは、土を水で洗い落し、軽く水気をペーパーなどでふき取ります。

ひげはコンロの火で焼いてしまいましょう。
※長い時間火にかけてしまうと、自然薯自体が焼けてしまうので注意してください

そして、皮ごと丁寧にすりおろしていきます。
※栄養価も香りもあるので皮は捨てないでください

全体がねっとりとまとわりついてくるので、楽しさ半分、大変さ半分です。

また、ポリフェノールを多く含んでいるため、黒ずんでいくスピードが早いので始めたら最後まで一気に駆け抜けます。
(食べるには問題ないですが、できるだけ黒ずまない方が気持ちいいですよね)


↑少し黒ずんでいますが、許容範囲です。

今回、我が家では鍋に入れて「とろろ鍋」を作ったのですが、いろんな料理に使ってみてほしいです。

すりおろした自然薯(とろろ)
・これに出汁を加えたものをご飯にかけてもよし、
・これに卵を加えて焼いてもよし
・これを海苔で巻いて揚げてもよし

さぁ、元気が出たので明日も一日がんばれそうです!

 

 



 

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