フルーツ王国と呼ばれる岡山県。
中でも、シャインマスカットや白桃は岡山が誇る産品。
そんな岡山県の桃をご紹介!
岡山が誇る桃!
7月に入り、日中の日差しがきつくなってきた時期。
岡山が誇る白桃の全盛期はあっという間にやってきます。
岡山県の県南、岡山市と倉敷市に隣接する総社市の直売所で桃を手にしました。
旬の時期
GWkが終わり、夏が近づく5月・・・
は、まだ早く、6月になると桃の時期がやってきたと感じ始めます。
岡山の桃はリレー形式で品種が移り変わり、早いものだと6月の初旬からはじまり、最近では12月に食べられる「冬桃がたり」といった品種まであります。
産地ならではの高品質な桃が長く楽しめるのも愛される由縁かもしれません。
【品種リレー】
これでもまだ一部の紹介なので、ももの品種の多さと、約半年という期間楽しめるということがご理解いただけたのではないでしょうか。
7月下旬になると最高品である清水白桃の出荷を祝うように県内各地のJAや産直市場などはお祭り騒ぎになりますよ。
産地
桃といえば、岡山!
と答える人は一定数いるものの、1番にはならないと思います。
が、白桃といえば!?
には、岡山が一番になると思います。
全国的に桃の生産量が多いのは、福島県、山梨県、長野県などが上位にいます。
岡山県は全国5位に位置します。
岡山県全域、特に県南の地域で栽培されています。
桃は痛みに弱く長旅に耐えられない、また岡山の白桃は少々高値を付けるため、あまり関東のスーパーには並べにくかったのかもしれません。
(私が行っていたスーパーにはたまたま並んでいなかっただけ?かもしれません)
東京に住んでいたときは、山梨や福島の桃ばかり見ていた気がします。
なので、岡山に来るまでは、「桃といえば?」に対して福島や山梨を答えていたと思います。
清水白桃という名は聞いたことがあっても、フルーツパーラーや高級青果店に行かないと出会えないもの、というイメージでした。
価格
全国的に流通する岡山の白桃は「清水白桃」が多く、安くても1個あたり300円は下らないと思います。
良品(完熟前のもので、贈答などで遠方へ発送できるもの)については、岡山県内でも1個500円などで販売されています。
※だいたいケース販売なので、6個入り3,000円など
が、直売所で食べ頃の白桃はお手頃価格で手に入ります。
それがこちら↓
20個入りで1,200円。
110g前後と少々小ぶりではありましたが、それでも1個60円。
恋みらいという比較的新しい品種のようです。
意外と知らない!?桃の切り方
いざ桃を食べようとしても、どうやって切ればよいか悩んだ方も多いのでは?
真ん中に大きな種があり、ザクッと切ることもできない・・・
種に当たらないように外側から切っていくなんてことをしたことがある人もいると思います。
(私もそうでした)
でも、知ってしまえば簡単なんです。
ご紹介します!
ご紹介に使用する桃は「清水白桃」。
1週間ほど自宅で熟れさせたので香りがたまらないです!
少し冷蔵庫で冷やしてから食べるのがおすすめです。
①割れ目に沿って一周包丁で切り込みを入れます。(種まで届くように)
②両手でひねるようにして2つに割ります。(力を入れすぎると潰れるので注意)
③種の周りに少しずつ包丁を入れて種を取り出します
④くし型にカットします
⑤皮を下にして寝かせた包丁を滑らせるようにして皮をむきます
このようにしてむいた皮は無駄がなくペラッペラに!
⑥完成!
果肉の白さも残りつつ、周りは熟しているので少々黄色みがかかっていますね。
白桃購入時の注意!
絶対に直接触らないように!
これ↑、販売している場所ではほぼ張り紙があるほど。
購入する前に裏側であったり熟し加減などを確かめたいのは気持ちはわかります。
しかし、前述の通り白桃はとてもデリケートで、触ったところから傷んでしまいます。
傷んでしまえば価格も下落するため、生産者さんの思いでもあるんでしょう。
見た目も美しく、食べても美味しい、そんな岡山の白桃なので、決して期待を裏切らないと思います。
※完熟ではないものは、購入後、自宅で熟すのを待ってください
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆☆
価格 :☆☆☆
希少性:☆☆
「桃」ってだけでは希少性はあまりないかもしれませんね。
でも白桃はちょっと贅沢な一品ですね。
フルーツの中でも桃って特別感があり、ちょっとした贅沢品ですよね。
岡山に来て1年でこれまでの40年で食べた桃の数を超える桃を食べた気がします。
(言い過ぎ??)