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かぶのようなフォルム、京都の伝統野菜「聖護院大根」

大根か?カブなのか?
大きさからも形からも、どっちか迷ってしまう野菜。

聖護院大根

京都の伝統野菜に認定されていて、もともとは京都で生まれた丸い大根のこと。
なので、気軽に名乗ってはいけない気もするが、県外でも普通に流通している。
※「普通」といってもさほど出会う機会がないので希少なことは希少

秋から冬にかけて種でも売っているのを見かけるので、「聖護院大根」という大根の品種として一般流通しているんだろう。

今回見つけたのは、こちら↓

110円。
約3kgの聖護院大根。

幅12cmほど。


手を乗せると大きさがわかります。

産地は岡山。京都ブランドではないためか、とても安く感じた。

特徴は辛みが少なく、煮崩れしにくいため、煮物向き。
甘みもあるため、生食でもOK。

逆に水分が多いため、大根おろしには不向き。

料理してみた【聖護院大根のサラダ】

せっかくなのでサラダにしてみました。
※ざっくりとしたレシピしかないのでご容赦ください

材料

・聖護院大根
・絹ごし豆腐
・マヨネーズ
・醤油
・塩
・鰹節
・刻み海苔

作り方

聖護院大根を千切りにします。
つぶした絹ごし豆腐とマヨネーズ、少量の醤油を混ぜたソースにカットした聖護院大根を合わせて、塩で味を決めます。
お皿に盛って、鰹節と刻み海苔をかけて完成!

料理してみた【特大ふろふき大根】

こちらもざっくりとしたレシピなのでご容赦を。

☆材料

・聖護院大根
・昆布
・サラダ油
・鶏ひき肉
・生姜
・柚子
・白みそ
・酒
・みりん
・片栗粉
・水

☆作り方

豪快に輪切りにした聖護院大根の皮をむき、面取りし、両面に十字になるよう隠し包丁を入れます。
準備ができた聖護院大根を、お米のとぎ汁(分量外)で1時間程度弱火で煮ます。
※鍋の中で大根が踊らないように火加減に注意してください

中心部が柔らかくなったら火を止めてさっと水で流します。
大根がつかるくらいの水に昆布と大根を入れて、一晩冷蔵庫で寝かします。

冷蔵庫から出した鍋を弱火にかけて約1時間、昆布の味を染み込ませます。

サラダ油を敷いたフライパンに鶏ひき肉を入れてパラパラになるように炒めます。
完全に火が通る前に、生姜を入れて軽く炒めたら、白みそ、酒、みりんを入れて少し煮詰めます。

全体がなじんできたら搾ったゆず果汁を加え、水で溶いた片栗粉でとろみをつけます。

お皿に大根を盛り、餡をかけて、刻んだ柚子の皮を散らせば完成!

ただの大根ではなく、聖護院大根だからこそできる大きさ。

せっかくなので定規を並べて・・・

一人ではとても食べきれず。

家族でいただきました!

評価(満点☆5つ)

味  :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆☆☆
希少性:☆☆☆☆

本場京都で購入したら、とても高いのですが、産地が違うだけでお安く手に入れることは良いですよね。

飲食店だったら産地とか気にするのかもしれませんが、自宅での消費なので美味しければ気にしませーん。

お近くのスーパーなどで販売していたらぜひ手にとってみてください。

 


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