沖縄だけではなかった!サトウキビ栽培
そう、そんなものがあるなんて・・・
といった衝撃の商品を目の当たりにしたとき、すでに商品を手に持ちレジに一直線でした。
岡山県産のサトウキビ
瀬戸内の気候の中で栽培されるサトウキビを見つけました。
(というより、サトウキビの加工商品)
沖縄の陽気で温暖な気候でないと育たないのでは?という考えがあったので、出会ったときは感動すら覚えましたね。
※「陽気」は余計ですかね(笑)
昔は岡山県全域でサトウキビが作られていたというので、さらに驚きました。
サトウキビに魅了された人
岡山県の高梁市というところで、このサトウキビと奮闘している人がいました。
浦田さん
同じ岡山県の玉野市出身で自転車で日本一周を2回もやってのけたことがあるらしいです。
「高梁移住物語」という、移住者情報が載っているページがありました。
写真だけでしかわかりませんが、とてもよさそうな人柄が笑顔にあふれています。
天空のくろみつ
高梁市には備中高松城があり、雲海で包まれた荘厳な映像を見た人も少なくないのではないでしょうか。
そんな雲海にあやかって(?)「天空のくろみつ」と名付けたのでしょうか。
天守は重要文化財に指定されているらいですよ。
さて、このくろみつの味は・・・
想像していた味ではなかったです。
それもそのはず。今まで口にしていた黒蜜は黒糖を溶かしたものが多く、サトウキビ本来の甘さを味わっていたわけではなかったことに気づきました。
この「天空のくろみつ」は原材料がサトウキビのみ。
余計な甘味料などが入っていないため、甘さに物足りなさを感じてしまったらしいです。
素材そのものの味を味わう。
現代人が見失いがちなものを、確かめたような気がします。
素朴さ、奥ゆかしさ、先人の知恵と努力が詰まった味。
せっかくなのでわらび餅に・・・
タイミングよく娘のおやつがわらび餅だったので、少し頂戴して・・・
「天空のくろみつ」をかけてみました。
よい!
甘すぎず、雑味がなく、さらりと食べられました。
とはいえ、よくある黒蜜のねっとりとした甘さを欲してしまうと、この良さは感じられないかもしれませんね。
ちょっと嬉しいこと
このような商品でありがちなのが、液だれ・・・
好きな人はいないでしょう。
垂れてきたらその一滴を拭き取ることにもなります。
こちらの商品は・・・
垂れません。
よい蓋を採用しています。
こういった心遣いができる商品は生産者の魂を感じますね。