あまり生鮮品を目にする機会がないけれど、洋食で使用されることからそこそこの認知がある「ホワイトアスパラガス」。
スーパーで販売されていたのでゲットしました!
ホワイトアスパラガスとは?グリーンアスパラガスとの違い
我々がよく目にするアスパラガスは緑色。
青々しい香りとシャキッとした食感が人気で、お弁当でも大活躍の野菜です。
そのアスパラガスに白い美人さんがいるんです。
それが、「ホワイトアスパラガス」。
缶詰や瓶詰めで目にする機会が多いことから、比較的身近に感じる野菜ですが、実は生鮮品はあまり見かけません。
というのも、グリーンに比べ痛みやすいから。傷んでしまったら、茶色くなって売れません。
そのため、お取り寄せや産地で消費されるのが主流。
個人的には水煮になっている瓶詰めなどは好きではないので、生鮮でないと手に取りません。。
さて、そんなホワイトアスパラガスは実はグリーンアスパラガスと品種は一緒。
グリーンアスパラガスは日光を浴びて存分に光合成をしたもの、一方でホワイトアスパラガスは日光に当てずに育てたもの。
手間ひまかけて育てた箱入り娘、ってことですね。
育て方の違いだけで、完成形が変わってくる野菜なんです。
旬の時期
1月〜6月ころ
1月ころから佐賀県産が出始め、北海道産が5月頃から始まります。
産地
前述の通り、国産であれば北海道、佐賀県が有名。
その他、宮城県のものも飲食店向けに多く出荷されております。
ちなみに、国産のグリーンアスパラガスは、北海道、佐賀、長野などが産地。北から南まで生産されていることから、全国的に生産されることが可能。
輸入物はペルーやメキシコ、アメリカ産があり、年間通じてスーパーで手に入れることができます。
価格
321円 ※4本入っていました
岡山県内のスーパーでしたが、グリーンアスパラガス(国産)も輸入のアスパラガスも似たような金額で販売されていました。
需給バランスを考えると同額で販売できるくらいが良いのかもしれません。
どうしても、世間的にはグリーンのほうが手に取りやすいですからね。
ちなみに、写真のホワイトアスパラガスの上に紫のアスパラガスもありました。
こちらは、グリーンやホワイトとは品種が異なり、ポリフェノールを含んだ品種で紫色になっております。
※ボイルすると緑に変わるのでご注意を!
実食
ホワイトアスパラガスは塩で茹でて食べるグリーンのものとは食感、香りが違うため、全く同じような食べ方はしません。
そのものだけを食すのでは、少し物足りなさを感じてしまうから、かもしれません。
マヨネーズで食べても美味しいですけどね。
よく食べられるのがオランデーズソース(卵とバターにレモン汁をきかせたソース)です。
★材料(オランデーズソース)
・無塩バター : 30g
・卵黄 : 1個
・レモン汁 : 5cc
・塩 : 少々
★レシピ(ホワイトアスパラガスの茹で方)
ホワイトアスパラガスはグリーンアスパラに比べ柔らかく食べやすいのですが、それでも筋は少しありますので、根元の部分はピーラーで皮を向きます。
そして、少々の塩を加えた水の状態から剥いた皮とともにボイルします。レモンを一欠入れておくと、白く良い色味に仕上がります。
沸騰してから5分程度で火を止め、自然と熱が冷めるまで待ちます。
こうすることで剥いた皮の旨味が本体に吸収されるようです。
★レシピ(オランデーズソース)
ボウルに卵黄をいれ白っぽくなるまでかき混ぜます(ホイッパー推奨)。
白くなってきたら溶かしたバターを少しずつ加えて混ぜ合わせていきます。
塩とレモン汁を加えて完成!
お皿にオランデーズソースを敷き、ボイルしたホワイトアスパラガスを並べます。
ペコリーノチーズを削り、アクセントにブラックペッパーを振れば完成!
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆☆
希少性:☆☆☆
大満足ですね。
簡単調理で美味しく食べられる。
新鮮だからこその味わい。旬を感じる一品です。