初夏のある短い時期のみ店頭で見かけることができる「ヤングコーン」。
水煮になっているものは年間通してスーパーなどで見かけることができますが、皮付きの青果と呼ばれるものは産地以外にはあまり流通しません。
とても美味しいので見つけたら購入をオススメします!
そもそも「ヤングコーン」って何??
とうもろこしの品種の一種!?と思ってる方もいらっしゃるとテレビでやっていたのを以前見たことがありますが・・・
実は一般的なとうもろこしと一緒のものなんです!
それは・・・
とうもろこしは、ひとつの株から何個も実(とうもろこし)がなるのですが、成長させるには2本だけ残すようにしています。
3本以上育ててしまうと、栄養が行き渡らなくなり、大きく育たないための知恵です。
これは、「摘果」といい、本当に育てるべき実を残し、その他を取り除いてあげる生育上必要な作業です。
とうもろこしだけでなく、野菜やフルーツ全般に行われています。
(農家さんも大変です)
大きさはだいたい20cmくらいですかね。
(穂先を入れずに)
あくまでも摘果した食品のためなのか、アシが早いからなのか、そもそもの単価が安いからなのか・・・
理由はわかりませんが、とうもろこしの産地以外ではお目にかかることがあまりありません。
旬の時期
旬は5月〜6月ごろ。
農家さんが摘果するタイミングしか流通しません。
鹿児島から北にリレーしていきますので、南は5月初旬ころで北海道が6月中旬ころあたりみてください。
※産地以外のスーパーではほとんど見かけません
産地
前述のとおりですが、とうもろこしを栽培している地域で、九州から北海道まで幅広く流通します。
ひとつの地域で2週間ほどしか流通しないので、見つけたら即購入することをオススメします。
が、産地から少し離れただけで流通はほとんどしなくなります。産地ならではの楽しみかもしれません。
※千葉で育てたものも東京ではあまり流通しないといえばイメージつきやすいでしょうか
価格
1本30円くらいでしょうか。
とうもろこしが1本200〜300円くらいと考えると破格ですね(サイズも小さいですが)。
食べ方
ヤングコーンの美味しい食べ方、それは「丸焼き」です!
難しいことは考えずに・・・
たくさんの水に30分程度浸して、BBQグリルの上に乗せれば・・・
数分で!
こんがり焼き上がりました。
中身は・・・
こんなにほっくりと。
そして何より、このヒゲがとても美味しいんです。
シャキッとした食感とほんのり香るとうもろこしの香り。
これが食べたくてヤングコーンを手に入れるんです(言い過ぎかっ!?)
時には・・・
我が家はヤングコーン祭りになってます(笑)
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆☆
希少性:☆☆☆☆
産地近くにいると希少性を感じにくくなりますが、エリアが限定され、旬の時期が短いため、希少性大。
もし首都圏のスーパーに出回っているとしたらそこそこの価格になりそうですが、産地で手に入れるため価格もgood!