寒い時期は温まるうどんにはよくお世話になります。
岡山県津山市に美味しいうどん屋さんがあるとのことで行ってきました。
津山市に名店あり!?
岡山県は瀬戸内海の対岸にうどん県(香川県)があるので、うどん文化が根付いているのは既知のこと。
ただし、岡山県も県北と県南では街の装いは変わってくる。
県北は中国山地に近づき、お隣は山陰の鳥取県。
晴れの国とは言うものの、冬は雪景色が常になってくる場所(かな?)。
もちろん県北にもうどん屋さんはあるが、なんとなく名店はないんじゃないか、と勝手に思っていたところ・・・
ひょんなことから、県北に美味しいうどん屋さんがあると情報が!!
そりゃあ、行くしかなくなったわけです。
本格手打ちうどん かず丸
県北の一大都市津山市。
その端っこに位置する「本格手打ちうどん かず丸」。
もう少し行けば、鳥取県といった場所なので、市の中心地から車で20~30分くらいかな。
国道53号線を走っていると、その看板が目に飛び込んできます。
↑これ
店舗外観、佇まいはおいしいうどんを物語っています。
さてさて、このかず丸さんは、讃岐うどんの本場香川の名店「おか泉」で修業をした店主が開いたお店らしい。
讃岐うどんの本場の味が、岡山の県北で味わえるのか、と期待が高まります。
店内は、ごく普通のうどん屋さん。
入って目の前におでんがあるのにはちょっとした驚き。
入るとすぐに声をかけてくれるので、初心者にもやさしい感じ。
メニューに目を通してみるものの、いつもの通り「かけ」をオーダー。
初めての店ではこれで店との相性をチェック。お決まりになってきています。
心惹かれるのはおでん。
セルフサービスになっているらしく、着席と同時におでんの串をいれる筒(これ↓)が運ばれてくる。
ただ・・・
なんとなくおでんの気分ではなかったので、今回は遠慮して・・・
店主の修行先の「おか泉」でもおでんを提供しており、その名残なんだと思う。
・・・と思ったら、うどん県ではうどん屋さんにおでんがあるのが当たり前らしい。
うどんの出汁を使うのか、食べ合わせが良いのか、背景は定かでない。
いつかうどん県に行ったときは聞いてみたい。
「なぜうどん屋におでんがあるのか?」
実食
さて、話は戻り、かず丸さんへ。
待望の「かけ」が到着。
1杯420円
透き通った出汁にうどん、トッピングは天かすと長ネギ、控えめなかまぼこのみ。
余計なことをしていない、これが好き。
うどんが若干柔らかい気がしました。
もしかして津山の土地に合わせて柔らかくしたのか?
シンプルな出汁の香りとつるつるのうどんで心も身体も温めてもらいました。
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆
価格 :☆☆☆☆☆
希少性:☆☆☆
うどんが少し柔らかかったので評価は控えめです。
讃岐うどんは今やそこまで希少ではなくなってきているので、こんなもんかな、といったところ。
もちろん美味しかったですけどね。