倉敷の観光スポット美観地区。
古くからの伝統、街並み、建物、景観を保護する「美観地区景観条例」のもと、国の重要伝統的建造物群保存地区として指定されているエリア。
約21ヘクタール(500m四方)が倉敷の美観地区として観光スポットになっている。
目次
倉敷美観地区
倉敷駅(南口)より歩いて15分ほど。
駅前の道をまっすぐ行くとそのエリアに到達するので、特に迷うことはないと思う。
駅近くには2021年に開業した「あちてらす倉敷」があり、ホテルをはじめ飲食店など新しい商業施設となっている。
美観地区の観光に行く際は、立ち寄りスポットとして候補に入れておく方が良い。
さて、駅前の通りをまっすぐ歩いていると、左手に趣のある建物、街並みが見えてくる。
そうなればすでに美観地区に入っているといえるだろう。
きっと・・・
カフェ有鄰庵
美観地区では、買い物(雑貨、食品)などを楽しみつつ、散歩ができるようになっている。
食事を提供する店もちらほらと目にすることができるが、今回お邪魔したのは「カフェ有鄰庵」さん。
岡山美観地区ではひときわ人気のスポットとなっているようです。
地元「岡山」の食材を取り入れたメニューを展開しており、まさに観光にはうってつけ。
12時前の早い時間にお邪魔できたので、店を後にする際はこの通りの人だかり↓
行かれる際は行列覚悟ですね(笑)
ランチ!
2022年1月某日。
お伺いした際のメニューから以下をチョイス。
それぞれ、ドリンクとデザートがついて、1,850円。
(ドリンクとデザートは無くてもオーダー可能っぽかったです)
猪肉のしゃぶしゃぶ丼ランチ(単品:900円)
岡山県の県北の新見市産のイノシシを使ったメニュー。
新見のイノシシが特産であるのは、こちらの記事「ちょっとクセになるイノシシの缶詰みーつけた!」を見てもらえれば少しわかるかと思います。
食事が届く前にこんな↓素敵なご案内が届きます。
イノシシ肉は獣臭があり、嫌煙しがちでしたが、きれいに処理された肉は嫌な獣臭はしなく、とても美味しく食べられます。
豚肉より少し弾力があり、少し肉々しい香りがある程度。
卵と一緒に食べることで、濃厚な黄身を味わえます。
瀬戸内海産鯛のおひつごはんランチ(単品:900円)
瀬戸内海の鯛を贅沢に使ったメニュー。
渦潮にもまれた鯛はとても身質が良く、他の鯛とは一線を画している貴重な魚。
(瀬戸内海には渦潮にもまれていない鯛もいますが、今回のはどちらかまでは不明です)
こちらも素敵なご案内が!
鯛のアラで取った出汁を使うことで贅沢に3段階の楽しみ方があります。
(ひつまぶしみたい(笑))
①まずはそのまま
②卵と一緒に絡めて
③出汁をかけて一気に!
といった感じ。
共通して・・・
お米は岡山県産の朝日米。
これ、岡山では定番です。
卵は、有鄰庵さんの系列(?)で作られている「黄ニラ醤油」に漬けられていて、ちょっとした特別感を演出しています。
これだけでもご飯を食べることができるので、ちょっと嬉しいひと手間ですよね。
ご飯と卵(黄ニラ醤油漬けでない)はおかわりできるので、男性にはちょっと嬉しいサービス。
おひつでご飯が届きますよ!
↑黄ニラ醤油も一緒にパチリ!
卵かけご飯!
桃ジュース(単品:550円)
岡山県といえば、モモ!
時期は違えど、その土地で味わえるアイテムとしてはgood!
器もかわいいおしり・・・桃ですね。
店内近くにいた女性グループはこちらを見ながら、写真撮影会が開催されていました(笑)
倉敷名物!しあわせプリン(単品:400円)
「みんながしあわせになってほしい」という思いから誕生したこのプリン。
書いてある顔もそれぞれ違い、それぞれのプリンに個性があります。
倉敷のちょっとした名物になっているようで、「倉敷名物」とうたっています。
岡山県産ジャージー牛乳使用!パンナコッタ(単品:400円)
岡山県が一大産地であるジャージー牛乳を使用したパンナコッタも存在感があり、ぜひプリンと両方手に取ってほしい。
売上の一部が動物愛護団体に流れているらしいです。
美観堂
このカフェ有鄰庵さんは、美観堂という物販のお店を併設しており、倉敷土産も購入できます。
ランチで口にした「黄ニラ醤油」の他にも、多数取り扱いがあり、食事の後にゆっくりと美観堂を見てみると良いと思います。
単なるお土産というよりもこだわりの逸品に出会えると思いますよ!
カフェ有鄰庵さんの評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆
価格 :☆☆
希少性:☆☆☆
入り口の作り方はとても心をくすぐる感じでしたね。
美観地区なので観光客を相手にしているとはいえ、トータルを見ると少々お高めの設定。。
ランチセットでデザートとドリンクはもう少しなんとかならないもんかな・・・なんて。