以前、仕事の関係で、「ホンモロコ」って魚を出荷してくれるところを探したことがあったのですが、その時はなかなか見つけることが出来なかった・・・
高級和食店が求める淡水魚、それがホンモロコ。
最近、ちょっとずつ利用し始めた食べチョクで見つけたので、迷いもなく購入。
高級な淡水魚に分類される「ホンモロコ」
さて、ホンモロコとはこちら↓
旬の時期
冬から春に旬を迎えると言われる琵琶湖の固有種。
8〜13cmほどの小さな魚。
今回お取り寄せした1kgの中には、小さいもので3g、大きいもので25g。
個体差ありますが、10g前後のものが多かったです。
天然物のためサイズを揃えての出荷は難しい模様。
4月ころより産卵期を迎えるので、2〜3月が狙い目。
※魚は産卵してしまうと味が落ちてしまいます
産地
琵琶湖以外にも、千葉や埼玉でも養殖されているようですが、その数は多くなく、流通させるのは難しいのか。。
琵琶湖ではその数が減ってきていて、「貴重」に拍車をかけている。
というのも、外来種(ブラックバスなど)の餌食。
パクっとひと飲みできるサイズ感。
そりゃあ、標的にもなります。もしかして、ブラックバスもその味を求めてあえて食してる??
人間の移動手段が発達すると、その他の生物の移動も容易になり、生態系が一気に変わっていく・・・
便利な世の中だけど、考えものですね。
価格
一般的にスーパーなどには出回っていなく、「高級」と言われる。
それも、京都の料亭や首都圏の有名店で好まれていることから、「高級」感がうかがえる。
今回食べチョクで見つけたのがこちら↓
ホンモロコ『天然琵琶湖産』1kg入
1,800円(税込み、送料別)
キロ単価1,800円・・・
まぁ、それなりのお値段ですね。
到着は発泡スチロール。
蓋を開けると・・・
※撮影用にちょっと手直ししました
実食
待望の時間がやってまいりました。
まずはそのものの味を知るべくシンプルに・・・
と思って食べ方を調べると、素焼きがおすすめとのこと。
コンロを準備して・・・
淡水の小魚は弱火でじっくり・・・
鮎とかヤマメなどと同じようなイメージで。
こんな感じに並んでもらいました。
ゆっくり火を通して・・・
皮目に火が通り始めました。
背中がこんがりと金色に。
美しい!
たまらず、一匹確保してパクリ。
ちょっと頭が固い・・・
で、
こんな感じで頭を重点的に火を通します。
ネットで調べると、こんな画像が見つかったので、頭はやはりしっかり焼く人が多いようです。
で、パクリとすると・・・
頭の骨がさっくりとした食感に変わり、クセのない淡白な味わい。
中には卵を持っている子もいて、卵のほのかな甘みを感じることも出来ました。
(卵はししゃもみたいな感じをイメージしてみてください)
一斉に頭を焼きに行くと、こんな↑状態になるので、ちょっと笑えます。
シンプルに塩、生姜醤油、わさび醤油、などで。
小さすぎると、ちょっと味わいが少なく、大きいと骨が当たりやすので、15gくらいのが良いでしょうか。
写真の中くらいのサイズをイメージしてください。
その他、唐揚げ、甘露煮なども、よく知られる食べ方らしいです。
1kg分、80〜100匹ほどいるらしく、まだまだ残ってますので、いろんな食べ方試してみます。
ちなみに、5歳の娘はパクパク食べていました。
中骨を丁寧に取り除いてはいましたが・・・
購入先は「食べチョク」
全国の生産者さんから直接購入できる仕組みで、登録者数も順調に伸ばしている様子。
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少しずつ紹介していきますので、乞うご期待!
それぞれ送料がかかってしまいますが、モノを流通させるってコストがかかるんです。
手ごろに購入できる近場のスーパーさんとは違い、こだわりの商品の購入に適していると思います。
購入した商品はこちら↓
旬のある食材なので、機会を逃さないようにご注意ください。
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆☆
希少性:☆☆☆☆☆
商品紹介で「高級」と記しましたが、個人的に「高いな」とは感じませんでした。
むしろ「安い」のでは??
なので、おすすめです。
ただし、天然物のため、注文から納品までは少し時間がかかりました。
※その旨、商品ページにも記載あるので、購入時はしっかりと読みましょう