たけのこといえば、春の味覚の代名詞。
都会ではなかなか出会うことのない「朝採り」のたけのこを見つけたのでゲットしました!
春の味覚「たけのこ」
「朝採り」って曖昧な表現ですよね。
今日の朝採ったものも「朝採り」、昨日の朝採ったものも「朝採り」・・・
言葉としては間違いではないですよね。
これに騙されてしまうと、残念極まりないですので注意が必要ですね。
都会で「朝採り」を見つけた際は一度疑ってみてください。
だって、朝採ったものをその日のうちに届けるには高い輸送費をかけなければならないし、運送会社もなかなか対応していませんからね。
(宅配便で今日出荷したものは、通常は今日中に届きませんよね)
さて、たけのこはアクが強いイメージですが、それは収穫から時間が経ってしまうから。
アクの少ない白子たけのこ(土から頭を出さずに陽を浴びなかったもの)というものもありますが、希少かつ高価になってしまいます。
(高級料亭などでは好んで使われていますよ!)
今回見つけたのは、ちゃんとその日の朝採ったもの。間違いなく確認しました!
↑このシールと、収穫日を確認済!
旬の時期
たけのこの旬は3月〜4月ごろ。
早いものだと12月ころから出回るので、旬ってなんだったっけ?なんて思ったりもします。
一般的にイメージするたけのこは孟宗竹(モウソウチク)というもの。
他にも少しスリムな淡竹(ハチク:旬は4〜5月)や、細長くコリコリした真竹(マダケ:旬は5〜6月)、姫竹(ヒメタケ:旬は5〜6月)など、いろんな種類があります。
東北地方だと、根曲がり竹(姫竹)が春の終わりに出回るので、たけのこといえばこちらをイメージする方も多いのではないでしょうか。
今回は、孟宗竹のお話です。
産地
今回ご紹介する孟宗竹は寒冷地ではあまり育ちません。
関西より西の地域が主な産地となり、鹿児島、福岡あたりが有名ではないでしょうか。
高級なものは京都産ですね!
静岡県あたりまでが産地として知られているようです。
今回ゲットしたのは岡山県のたけのこです。
価格
4月初旬に見つけたたけのこ。
2本入り(計399g)で520円(税込)
うーん、安くはない!
たけのこって、食べられない皮が多いので可食部分はどんどん小さくなっていく・・・
実食
たけのこを購入すると一緒についてくる謎の粉。。
↑これ
皆さんご存知、アク抜き用の「米ぬか」ですね。
アクが強いと食べた時に舌がビリビリしてしまうので、下処理(湯がき)の工程で使用します。
が、今回は新鮮なもののため、使用しません!
産地ならではの楽しみ!たけのこの炭火焼
★材料
たけのこのみ!
炭火ができる環境とアルミホイルや水は必要ですが・・・
★レシピ
新鮮なたけのこをたっぷりの水で湿らせて、アルミホイルで3重くらいに包みます。
炭火でじっくり(20分くらいかな)焼き上げるだけ!
とはいえ、ここが一番難しいです。
炭に近すぎると焦げてしまうし、遠いと火の通りが甘くなってしまいます。
今回は炭火を起こして、焼肉をするくらいの距離でじっくりやりました。
(写真なくてすみません・・・)
心配な方はじゃがいもを同じ様に準備して、練習で焼いてみるといいかもしれません。
一緒のものではないですが、なんとなくの感覚を得られると思います。
※我が家では冬季は焼き芋をたくさんやってました!
焼き上がると・・・
小さい方↑と
大きい方↑。
最高の焼き上がりです!
ここから、きれいにカットしてお皿に・・・
なんてことはしません。
熱々の皮を剥がし、真ん中の美味しい部分をガブッと・・・・
甘い!そしてたけのこの良い香りが!
調味料などいりません!そのままでサイコーに美味しいです!
アクは全く無く、よいチョイスをしたな、と自己満足。
家族で美味しくいただきました。
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆
希少性:☆☆☆☆☆
たけのこ自体は珍しくないかもしれませんが、本当の「朝採り」なので希少性は大!
岡山に移住して初めての春なので希少に感じますが、いつかこれが当たり前になるのかも・・・
冒頭にも書きましたが、新鮮なたけのこをゲットするのは、産地ならではかもしれません。
とはいえ、都会にお住まいの方も意外と近くにたけのこ掘ってる場所ありますから、気になる方は探してみてください!
きっと美味しい出会いがあると思いますよ。
最後に・・・
たけのこは特に終盤になると大きいものが出回りますが、大きくても1つ500gくらいまでのものを選んだほうが良いです。
大きくなればなるほど、土から出ていた時間が長く、アクが強い傾向があります。
ご参考までに。