ゆず、すだち、かぼすなど、こぶりな青い柑橘は日本人には馴染みのある爽やか系柑橘類。
すだちとかぼすの違いの議論はテレビなどでも取り上げられるけど、実際のところ生産者でもわからなかったりするらしい。
そんな青い小玉柑橘の中で、ちょっと注目している「へべす」。
岡山で発見したときは迷わず購入してました。
少しだけですがご紹介します。
江戸末期に名付けられたヘベス
宮崎県の日向市で野生種の中から見つけられた柑橘。
その柑橘を見つけたのが、長曽我部平兵衛さんという方。自宅でも栽培を開始し、いつしか広まったという経緯。
JAみやざきに紹介ページがございましたので、興味があれば御覧ください。
平兵衛(へいべえ)さんが見つけ、育てた柑橘で酢のような酸っぱさがあるということから、
平兵衛さんの酢→へべす、と名付けられたらしいです。
へべすの特徴
前述の通り、類似品としてあるのが、すだちやかぼす(ゆずは香りが特徴的なので除外)ですが、それらと比べ、皮が薄く、まろやかな酸味が特徴です。
料理やスイーツなどにも活用できます。
人が生きていく中で必要な、必須アミノ酸が9種のうち8種も含有されている、ある意味のスーパーフード!
秋口はやはりこれ↓
秋刀魚と一緒に最高の時間をお過ごしください。
旬の時期
8月から10月ころ
すだちやかぼすに埋もれて販売されているかもしれません・・・
産地
宮崎県
今回、岡山でも発見できたので、少しずつ産地が拡大しているかもしれません
価格
140円 ※3個
今回は産直市場で見つけたので、割安だと思います。
もう少し高くても手に取る価値アリだと思います。
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆☆☆
希少性:☆☆☆☆
まろやかな酸味なので、酸味を欲しているときはあわないかもしれません。
しかし、柑橘特有の香りは他に引けを取らないため、代用として考えても問題なし。
何よりも、流通量が多くないため、手に取ったときはちょっとした優越感。
コストバランス考えて、いつも使うひとつに加えても良いと思います。