お米、美味しいですよね。
炊きたてのお米に出会うのは日本に生まれたことに幸せを感じる瞬間。
昨今は炊飯器も最新のテクノロジーを取り入れ、科学的に美味しさを追求できてたりして、技術進歩を感じます。
が、やはり、土鍋で炊いたご飯は格別。手間かけて炊いたからこそ感じる美味しさもありますよね!
難しいと考えがちな土鍋ごはんと向き合う
冒頭で土鍋ごはんの美味しさを述べてましたが、「土鍋ごはんって炊くの難しそう」と思っている人は大多数だと思います。
それもそのはず、昨今の炊飯器で炊くご飯のポテンシャルは非常に高く、わざわざ手間を掛けて炊く土鍋ごはんより、ボタン一つで美味しく炊いてくれる炊飯器はスグレモノ。
が、しかし、ちょっと考えてみてください。
天変地異により電気が供給されなかったら?炊飯器が壊れてしまったら?
・・・なかなかそんな事態は起きません。(起きても困る。。)
でも、簡単に土鍋ごはんが炊けたら、と思うとちょっとチャレンジしてみたいと思いませんか?
私もその一人でした。
炊飯器で炊くご飯も十分美味しいので、あえて手間掛けて土鍋で炊く必要はないと思っています。
しかし、出会ってしまったのです。
毎日は出来ないのですが、特に新米の時期に美味しいお米を食べたいと思ってしまう。日本人の性、とでもいいましょうか。
土鍋ごはんを炊くときは、炊飯器より手間がかかるので、すこーしばかり重い腰を上げて取り組みます。
一度完成させると、その手間や難しいと思う気持ちが緩和されると思います。
ですので、ぜひ一度取り組んでみてください。
いざ土鍋でご飯を炊いてみる
☆準備するもの
①土鍋
②お米
③水
以上!
ご飯を炊く流れは、
洗い → 浸水 → 加熱 → 蒸らし、の4工程。
まず、お米を準備。
今回は2合(天日干しコシヒカリ)を準備しました。
【洗い】
これを洗います。
最近のお米は精米技術が発達しているので洗い過ぎは厳禁。
まずは水で表面をさっと洗います。水を加えたらさっとかき混ぜる程度で大丈夫。
表面のゴミや汚れを落とすイメージで。
水を切ったら、2度めは少しかき混ぜる程度。
ゴシゴシは不要。
【浸水】
しっかりと水を切ったら浸水。少し多めの水に40分〜60分程度つけておきます。
↑ お米が真っ白に変わったのがわかりますか?
水を切ったら土鍋に入れます。
お米1合に対して200ccの水を加えます。
冬場は乾燥しているので気持ち水を多めに。
【加熱】
ここからが「難しい」と評される理由かと思いますが、簡単にできるようにまとめました。
①強火で沸騰させます(蓋は開けておいて良いです)
②沸騰(周囲がふつふつしてきたのが合図)したら蓋をして中火で5分
③その後、最弱火で4分
(④おこげを作る場合は、最後に10秒程度強火で火を入れます)
※①で蓋をしたら次工程の蒸らしが完了するまで蓋は開けません
【蒸らし】
10分蒸らします。
・・・ ・・・ ・・・、完成!
きれいな粒が見えます。
これを、十字に切って各ブロックをひっくり返すと・・・
きたーーーー!
これです。
おこげはあまりないですね。
難しいと思っていた土鍋ごはんですが・・・
どうでしょうか。
意外と簡単ではないでしょうか。
火加減により少し焦がしてしまったこともありますが、数回やれば感覚がつかめます。
ガスコンロの場合、火加減に注意ですが、IHであればその負担も軽減されます。
(IH対応の土鍋も当たり前の世になってきましたしね)
あとがき
我が家では私の気まぐれで土鍋ごはんを炊かれてしまうので、晩御飯を考える妻にとってはちょっと迷惑かもしれませんが、妻もその美味しさを楽しみにしているようですので、結果オーライとしてます。
栄養バランスを考えた料理は妻に任せっきりですが、こういった少しだけこだわった手料理(といっていいのでしょうかね??)は私の出番です!
料理は楽しく、美味しくやっていきましょう!