以前紹介した「吹屋の紅だるま」の兄弟(?)。
さわやかな柚子(果汁)の香りとピリッとした唐辛子が癖になる逸品。
吹屋ふるさと村
※「吹屋の紅だるま」より転記
岡山県高梁市の吹屋ふるさと村。
ベンガラ色で統一された見事な街並みがここにはあります。
ベンガラとは・・・
弁柄(べんがら)あるいは酸化鉄赤(英語: Red Iron Oxide )は、赤色顔料・研磨剤のひとつ。酸化第二鉄(赤色酸化鉄、酸化鉄)を主要発色成分とする。
~ウィキペディアより
赤い鉱石で塗料などに利用されている物質ってことですね。
吹屋地区は、このベンガラで赤く塗られた建物が多く残されており、その街並みを散策するのも観光の目玉となっています。
※赤といっても昔の赤なので、現代イメージする赤とは違い(朱色といったほうがイメージつくかもしれません)、奥ゆかしさがあります。
吹屋の紅てんぐ
先述の「吹屋の紅だるま」は、いわゆる柚子胡椒の赤いバージョン。
今回ご紹介する「吹屋の紅てんぐ」は洋風柚子胡椒とのこと。
紅だるまは、柚子の皮を使用した調味料。
紅てんぐは、柚子果汁を使用した調味料。
似ているようでちょっと違う。
ちょっと違うようでだいぶ違う。
蓋を開けると・・・
紅だるま同様「大吉」の文字が!
やっぱりちょっとうれしくなります。
正面
横顔。
さっぱりとした柚子果汁の香りとガツンと来る辛味のハーモニー。
柚子胡椒をイメージしてしまうと液状感が強いと感じるかもしれません。
添加物など使用せずに、柚子果汁、唐辛子、食塩のみで作られているこだわりっぷり。
【価格情報】
48g/個
650円
特徴を生かすのであれば
餃子の辛みで使用しました。
肉々しい餃子にさっぱりとした香りとパンチを与えてくれるので、相性は抜群。
紅だるま同様の説明書き。
アピールしすぎないちょうどよいサイズ感。
また、魚介類とも相性良いので、白身魚の刺身に使ってもgood!
少し薄めにスライスした、鯛や鰤に少量のごま油、塩、そして吹屋の紅てんぐをお好みで。。
美味しいこと間違いなし。
風味が飛んでしまうので、開栓後は冷凍庫で保存すると良いそうです。
評価(満点☆5つ)
味 :☆☆☆☆
価格 :☆☆☆
希少性:☆☆☆☆
柚子胡椒は数年前(数十年前?)にブームになり、どこのスーパーでも手に入る商品になりましたね。
が、赤い柚子胡椒、そして洋風柚子胡椒はなかなか目にすることはないかと思います。
これだけ柚子の繊細に柚子の香りをまとった辛味調味料は、他にないのでは?
若干お高めな気もしますが、ギリギリセーフ。
リピート間違いなしです!