食品

鴨梨(ヤーリー)

鴨梨??
「梨」という文字が入っているから、フルーツの梨なんだろうとは思うけど、初めて目にしたフルーツ。

岡山名産フルーツ発見!

ヤーリー(鴨梨と書くけど、ここではあえてヤーリーで)は国内では岡山県でしか栽培されていないらしい。
なので、関東にいたら出会うことはなかったかもしれない。

12月、岡山では梨の出荷の最盛期。
関東では主に千葉の梨が1個100円くらいでスーパーにならんでいて、ずっと身近なものと思っていたから、あまり気にしながら買い物をしてこなかったな、としみじみ・・・

岡山に来て、あたご梨やヤーリーや新高梨などがスーパーに並んでいて、こんなに「梨」が盛り上がっているとは!と感動さえ覚える。

さて、日本でよく目にする一般的な梨を「和梨」と呼び、ラフランスやルレクチェのようなものを「洋梨」と呼ぶ。

このヤーリーはどちらかというと洋梨のような形。
もともとは中国原産の珍しい梨で形が鴨の頭のような形であったため、「鴨梨」と命名されたらしい。
なので、洋梨に近いのではなく、和梨とは違う、といった表現の方が正しいのかもしれない。

350円/個

大きさなどによって前後するが、まぁ、決して安くはない「梨」。
実際に見ると特徴的な形。洋梨と間違うのも無理はない。

実食!

これ、前情報なしで食べたら、ちょっとびっくりします。
というのも、脳では「洋梨」と認識していて、ラフランスのような芳醇な香りとしゃりっとした独特の食感をイメージしがち。

実際は・・・
どちらかというと「和梨」に近い。が独特で強い香り。
「支那香梨」とも呼ばれるようで、「香」りが特徴的なことがうかがえる。

食べごろがよくわからなかったので、購入から2週間ほど放置、、もとい、追熟させた。
(後から調べてみたら、黄色いヤーリーが完熟したもの、とのことなので、もう少し早く食べられた・・・)

甘みもさることながら、香りが本当に強い。というか独特で記憶に残る。

ただ、コスパを考えるなら、、普通の梨(豊水など)の方が・・・
まぁ、これも経験。

未知のものは、実際に触れてみないと、ですね。

評価(満点☆5つ)

味  :☆☆☆
価格 :☆☆
希少性:☆☆☆☆

 

 

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